2025 01-22 |
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2007 08-29 |
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自分でも腹立たしくなってきたので、再びトップ画像を替えてみた。
お題について システム面ではかなり過去のさしみ賞を踏襲した部分が大きかったので、独自性を打ち出すとしたらそれはお題の部分になるだろうと思っていた。 実のところ、当初お題を設けずにまったくフリーのコンテストにしようかという考えも少しだけあった。 お題を出すというのは、書く人に一定の縛りを与えるということだ。だから、あまり難しくすると何も書けないという状態を生んでしまうことになる。しかし、全く縛りを設けないと今度は判定の基準が分かりにくくなってしまう(公平さを保つのが難しくなる)ので、結局フリーテーマの案は棄却した。 そんなこんなで考えた結果、 1.「何だろう、これ」というフレーズから始める。 という二つの条件が最終的にまとまった。 最初に採用することにしたのは条件2の方で、これはテーマというよりは形式の指定とでもいうべき条件に近い。 人数を指定するというアイデアはわりと早い時期からあった。問題はその数ということになるが、3人にしたのはさしみ賞選考スレにも書いたけれど、もう一度説明を加えておく。 多くのネタは登場人物の会話を中心として成立している。会話の最小単位であり、基本でもあるのは2人でのやりとりだ。そして、ネタの中における2人による会話はたいていボケ/ツッコミ、もしくは対比という構図をなしていることが多い。そこに新たな3人目が加わることで、ボケ/ツッコミを仲介したり、三者三様になったり、色んな展開が生まれてくるだろう。その持って行き方に注目してみよう考えた。 この条件は非常にうまく消化しているものから苦労したと思われるものまであったけれど、読む側としては面白かった。また、どんな3人を使うかという副次的な楽しみもでき、まったく予想外の組合せを使ったネタには驚かされた。 もう一つの条件1の方は、話のとっかかりとして設定したもので、こちらにはあまり深い意味は持たせていなかった。だから、「何だろう、これ」とは言っても、具体的に「これが何か」をテーマとしたネタはそう多くないだろうと予想していた。実際、会話の起点として用いられているネタの方が圧倒的に多かったと思う。 そんな中で「これが何か」をテーマとしたネタには意表を突かれ、最終的に優秀作品として選ばせてもらった。 今回のお題に関して、自分自身はそこまで難易度の高いものだとは思っていなかったが、レスを読むと意外とハードルが高くなってしまったような印象がある。 お題を設ける以上制約が出来るのは避けられないけど、今回独自性に走ろうとするあまりそれがきつくしてしまったのかもしれない。 特に、たとえばシリーズや夢物語など、既に一つのパターンが成立してしまっているスレでのみ書いている人にとっては、スレの世界とどう結び付けていくかが難しかったのかなと思う。 主催にあたってネタを多く読めるイベントとして成立させたい、というのが一つの大きな目標だった。 お題の難易度がそこにどの程度影響したかはわからないけど、お題による制約はかなり熟考すべき課題だなぁと、スレを進めていく中で感じた。 今回はここまで。 PR |
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2007 08-26 |
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さしみ賞に対する考え方
さしみ賞はもともと3をさんが新人を見つける賞として始まったわけだけど、現在では誰でも参加できるネタのコンテストとして認知され定着していると思う。 けれども、自分自身はそのさしみ賞に積極的に関わってきたとは言えない。参加したのは1度だけで、あとはずっとROMっていた。自分にとって、さしみ賞は参加するイベントというよりも、ネタをたくさん読めるイベントとしてあり続けてきた。 そんな人間がいきなりさしみ賞の主催を思い立ったわけだから、それ相応の準備が必要だろうとは思っていたし、その点に関しては結構考えたつもりだった。まあ結果的には詰めが甘かったと言わざるをえないけど。 最初に書いたように、さしみ賞にはネタをたくさん読めるイベントとしての楽しみがある。 今回もそのようなイベントとして成立させたいという思いがあったので、なるべく多くの人に参加してほしいと思っていた。 そのために念頭に置いていたのは、お題以外の部分での制約はなるべく少なくしよう、ということ。つまり、参加にあたっての敷居は低く設定しておくということだ。 その結果、ラウンド制ではなく一発勝負にすること、投稿期間は長めにすること、投稿場所は狩狩板であればどこでも自由にすることなどの形式が固まった。 これらの形式が有効だったのかどうかは分からないけど、最終的に33個のネタが投稿されて、ネタをたくさん読めるイベントにするという目的はまずまず達成されたのではないかと思う。 ところで、企画にあたってもう一つ念頭に置いていたのが、なるべく公平性を保とうということだった。 たとえば、当初お題を複数設けることも考えたんだけど、違うお題で書かれたネタを選考の段階で公平に判断できるかどうか自分自身はっきりしなかったため、お題は一つにすることとした。 もちろんネタのコンテストである以上、誰の目にも納得のいくような判定を下すことは不可能。でも、せめてこちらの大まかな判断基準を明確にしておくことで、参加する人がより安心してネタを書けるようになるんじゃないかと思う。そして、それが多くの人の参加を促すことにもなるだろう。 判断基準はすなわちお題そのものと直接関係してくる。もちろん今回のお題にもちゃんと意図があったんだけど、さしみ賞開始時に明文化しておかなかったことでいくらか混乱を招いてしまった。このあたりは申し訳なかったと感じている。 第7回さしみ賞のこと 自分は上述の大まかな流れを考えるにあたって、過去のさしみ賞のログを読み返してみた。そこから良い点を真似したり改良を加えていって取り入れようと思っていたのだ。エントリーに際してのアドレス貼付制度などはそうした試みの中から生まれた。 そして、ここまで読んで気付いた人もいると思うけど、これまで書いてきた内容は、過去のさしみ賞の中でも特に第7回さしみ賞の影響を大きく受けている。 第7回さしみ賞は実に40個(正式にエントリーされなかったものを含めればそれ以上)ものネタが投稿された。それは主催者であるアイボマさんの手際の良さに拠るところが大きかったと思う。今回自分が主催するにあたり、あの手際の良さは是非とも参考にしようと思っていた。 しかし最終的には、とてもあのレベルには至らなかったと感じる。そもそも結果発表の予定にまったく沿えなかったし。ただ、第7回のような良い手本があったことは、自分にとって非常にラッキーなことだったと思う。 今回はここまで。 |
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2007 08-24 |
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トップの画像を替えてみた。多分読む人は減る。
さて、今回から4~5月にかけて行った第8回さしみ賞のことについて、まったく今さらながらいろいろ書いていこうと思う。ただ、3ヶ月以上も前のことで自分自身も忘れかけていたり記憶が曖昧だったりすることもあるけど、その当たりは悪しからず。 では、ここから先ほとんど自分語り。 さしみ賞主催を思い立ったきっかけと開催まで 今年に入ってから、ネタを作る意欲というかネタに対する熱意というか、そういう類のものが自分の中で低下の一途を辿っていた。 しかし、ネタは書けなくとも何らかの形で狩狩やその界隈に関わってみようということで、ネタスレ以外のスレを立ててみたり、クロスワードパズルを作ってみたり(これも広い意味でのネタとも言えるけど)ということを少しやってみて、その一環としてさしみ賞の主催というのもありかなぁと漠然と思い描いていた。 まあ要するに完全に自分の個人的な都合だったわけで。 ただ、自分は長いこと狩狩にいるわりにこうしたイベント的なものにあまり関わってこなかったこともあり、そろそろ何かやって狩狩を盛り上げてみようという気持ちもあったことは明記しておきたい。 そんな折、ゴミ箱の方でさしみ賞の話が出て、漠然とした思いつきが一気に現実的な計画を考える段階へと進んだ。やはり自分の気持ちの盛り上がりというのもあるし、もしあの時を逃していたら結局思いつきのみで終わってしまっていたかもしれない。このことに関しては、本当にタイミングが良かったと思う。 そういうわけで具体的な計画を練り始めた。 当初は実際よりもう少し早い時期(3月中)の開催へ向けて考えていたのだが、考えているうちに自分自身がそれどころではない状況になってしまい、結局4月~5月の開催ということにした。 その分、お題や進行形式などはそれなりに考えたつもりだったが、これもいざ始まってみると後から後から考えていなかった事態が発生して、もっと入念に練っておくべきだったと下準備の重要性を痛感した。このことについては、また後日もう少し書くことにする。 最後に一つ付け加えておくと、開催までの時期に自分の頭から完全に抜け落ちていたものがあるとすれば、選者にかかる重圧や責任といったものだと思う。正直なところこの段階ではまったくと言っていいほど考えていなかったし感じていなかった。見通しが甘かったと言えばそれまでだけど、まあ変にプレッシャーを感じすぎて身動きが取れなくなるよりは良かったと思うことにする。 とりあえず、今回はこれだけ。 |
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2007 05-09 |
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さて、狩狩の皆さんの御陰をもちまして、第8回さしみ賞を無事終えることができました。
まず、結果発表の遅れについては本当にご迷惑をおかけしました。発表を待ち続けていた方のレスを随所で読み、深く反省しているところです。 改めてお詫びします。申し訳ありませんでした。 そして、このさしみ賞に関わったすべての方に感謝しています。 開始前や途中の感じでは15~20くらいエントリーがあれば成功かなぁと思っていたので、最終的に33ものエントリーがあったことは大変嬉しく思います。 最優秀作品並びに優秀作品に選んだもの以外にも、面白いネタを数多く読むことができ、狩狩の一読者としても楽しい一月弱でした。 本当にありがとうございました。 個人的な事情により、このブログは今回の更新をもちましてしばらくお休みさせて頂きます。 |
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