2024 11-25 |
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2006 04-13 |
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ネタを書くにあたって、思いついた台詞やプロットを 要は『“夜中に書いたラブレターは朝にもう一度読み返せ”の法則』的なことで、思いついたときは「これはやばいっ!笑い死にするほど面白いっ!」と思っていても、今冷静になって読むと大して面白くなかったり、「どうやって広げるんだこれ」と自分で自分を責めたくなるようなシチュエーションが多かったりするということだ。 それは、ネタの中身が時間的に古くなって話題性・新鮮みを失ってしまっているものがあるということだ。いわゆる時事ネタと呼ばれる類のネタにはついて回ることで、半ば仕方ないのだけれど、せっかくいい案を思いついたのに勿体ないなぁと思うこともしばしばある。 時事ネタといっても、その時々の社会現象や事件と、ハロプロに関する諸々の出来事との二つのタイプがある。 このうち、時間が経過してもまだ比較的扱いやすいのはハロプロに関するネタの方で、うまく処理すれば何とか再利用できなくもない。具体的な話をするとややこしいので割愛するけれど、登場人物を入れ替えるとか台詞を改変するとか、その程度のことだ。 一方でどうにもならないのが社会現象等の方で、今さら「田中康夫の膀胱腫瘍手術」とか「杉田かおるがIT社長と離婚」とか持ち出しても話にならない。島田一の介の田中角栄の物真似みたいなものだ(あれは逆に古過ぎることで笑いをとろうとしてるのでちょっと違うけど)。 作家の星新一は、いつ読んでも面白いと思える話を作るために、時事ネタや時代によって変遷するもの(紙幣の価値etc.)等の具体的表現を極力避けていたらしい。 時事ネタはうまく挟み込めば効果的な一方で、旬を逃すと使い物にならなくなってしまうという点でなかなか難しい。矢口は旬を逃さない。しまった、これもある意味時事ネタだ。 PR |
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