ネタスレにおけるハロプロメンバーのキャラクターについて、適当に書き散らしていく企画、ハロプロスターシステム。略してHPSS。企画を思い立ってから随分と日が空いてしまったけど、まあ気にしない。
記念すべき第一回目は、（ネタの中で）自分の一番愛着あるキャラクターであるあいぼんさんこと加護亜依について書くよ。

さて、ここ数ヶ月は別として、娘。時代からリアルではずっと目立った活躍をしてきたあいぼんさんではあるけれども、意外にもネタスレで主役級の活躍をすることは（相対的に）少ないように思う。
例えばそれは、同期で相棒のののさんや、さくら組でのパート割では絶対的優位に立つポンちゃんと比較してみれば明らかだ。ねぇねぇ隊。狩狩Wikiを見ても、ののさんやポンちゃんを主役とするネタスレの数に比して、あいぼんさんのそれはやはり少ない。

その理由を自分なりに解釈すると、あいぼんさんは主役よりも一歩引いた脇役にとても適したキャラクターである、ということなのではないかと思う。
それは何も主役に据えることが難しいということではなく、脇役の方がより一層光るということだ。

適度にアホ過ぎず適度に賢すぎない。明るくて芸達者だけど少しひねくれてる。そんなイメージがあいぼんさんにはある。

だから、ただ主役に付き合わされるだけの脇役ではなく、随所でツッコミを入れたり状況を整理したりする、いわば目付役のような役割によく適合する。最近は少し関係性が変わってきているけど、ののさんとのコンビで考えれば分かりやすいだろう。
また、主役から一歩引いてストーリー全体の解説役を務めたりする役にも当てはめ易い。

例えば、自分の書いた「紺野あさ美の顔文字講座」であいぼんさんをアシスタント役に据えたのはそうした理由からだし（もちろん単に加護の顔文字が好きということもあるが）、「ミキ先生の一日」における“篭アイ”や「楽しい吉澤一家」における双子の妹・亜依なども上記のような傾向を持っていると思う。（こういうのを恣意的なサンプリングといいます。よい子は真似しないでね。）
そして、そうした一歩引いたキャラクターが最大限に発揮されたのが、このスレである。

小説 「のの、一人暮らしをはじめる」
http://www.miraclenight.net/logs/mor/100/1005521726.html

この物語の主人公はタイトルにもあるようにののさんであるが、ストーリーテラーはあいぼんさんである。あいぼんさんの視点から見たののさんの行動が綴られていて、これが実によくはまっている。
もしこの話をののさんの独白体で書いたとしても、あるいは他のメンバーの語りとして書いたとしても、おそらくこれほどまでの臨場感と説得力は望めなかっただろう。辻加護という括り以上に、一歩引いた視点からストーリーに関与する役柄として、あいぼんさんというキャラクターが適任だったのではないだろうか。

次回は、自分が常々好きだと公言しているあいぼんさんの顔文字と、あいぼんさんの関西弁について考えてみたいと思う。

矢口が出てなかったらまず間違いなく見ないようなドラマだなぁ、と思って見始めてから既に５回。だんだん土曜日が楽しみになってきている自分が怖い。だって、ギャルサーの面々が可愛過ぎるんらもん。
もはや内容はほとんどどうでも良い。矢口真里、戸田恵梨香、新垣結衣、鈴木えみ……ギャルサーって素晴らしいよな！

自分は本来、まずタレントありきのドラマというものには否定的な方なんだけど、このドラマを見ていると「それもありかな」と思ってしまう。タレントDVDと同じようなものと考えれば、これほど目の保養になる映像作品はないだろう。

ところで、このドラマで一応ヒロイン的役割を演じている戸田恵梨香、彼女の前髪の生え際が毎回気になって仕方ない。
もしかしてミキティやあいぼんさんと同じタイプ（デコが広くて、生え際が後退しているように見える）なのではないかと。画像を検索しても、前髪を上げたカットが見つからないので何とも言えないけど。いや、むしろ見つからないからこそ怪しいのか。まさかヅ(ry
一度テレ東の新春大型時代劇に出演してもらってデコを披露してもらいたいところだな。「江戸っ子忠臣蔵」でもいいよ。

というわけで、今回のベストシーンはそんな「戸田恵梨香が雨でずぶ濡れになってるシーン」に決定！雨風にも強い！

個人的な見解になるけれど、ネタの世界ではハロプロメンバーによるスターシステムが成立していると思う。

ハロプロメンバーには、それぞれ固定化されたイメージが付いていて、そのイメージはヲタの間で共有されている。それは往々にしてヲタによって付与されたものではあるけれど、この作られたキャラクターこそがネタスレにおける各メンバーの役割を明確にしていると言っても過言ではない。

例えば、ののたんが高校生として登場しても、看護婦として登場しても、タヌキとして登場しても、辻希美として登場しても、ネタを読むものは「ののたん」というキャラクターのおかげで、その登場人物の人物像・位置付けを推し量ることができる。
逆に、ネタを書くものはそれぞれのキャラクターをある程度意識して配役・ストーリー構成をしていく。（もちろん、すべてのネタ書きがそうではないだろうけど）
極端な例を挙げれば、頭脳明晰で品行方正で至極真っ当な人物にののたんを当てるようなことはあまりしない。（これも、すべてのネタがそうではない。ギャップを楽しむということもある）

ネタの世界におけるハロプロメンバーは皆、一人の役者であるのだと思う。ネタという舞台で、それぞれの得意とする役柄を割り当てられる。時には意外な役を演じたりもする。ごめん、書いてて少し恥ずかしい。

というわけで、次回からネタスレにおけるキャラクターや位置付けについて順不同で書いていくことにする。どう考えても既に同じようなことをやっている人がいるような気がするけど、まあ気にしない。
「このメンバーのネタスレでの扱いってだいたいこうだよね」というような軽いスタンスで、過去に上梓されたネタの引用などを交えつつ、適当に書き散らしていこう。自分が書いたネタを持ち出すのも酷い話ではあるけれど、「紺野あさ美の顔文字講座」くらいのお気楽さと適当さで。「だったらネタでやれよ」とか言わないで＞＜

「また伊武雅刀かよ！」という１億２千万人のツッコミとともに始まった、今週のギャルサー feat. 矢口“かわいいよ”真里。

まーとにかく矢口が映りまくっちゃってる上に、本来のギャルからOL、キャバ嬢、作業員とコスプレ三昧でかわいいったらありゃしない。矢口かわいいよ矢口×5。しかも戸田恵梨香との絡みも多くてビジュアル面では大満足。

内容面では、

• 23歳なのに16歳とごまかしていた
• 「嘘を吐かなきゃやっていけない人間の気持ちがお前に分かるのか」的台詞
• 昔の仲間に対して恥ずかしいと思っているのか、今の仲間に対して恥ずかしいと思っているのか、という問い

このあたりは矢口のこれまでの遍歴を考慮すると、なかなか示唆に富む内容であったなぁと思う。ただ、前回も少し感じたんだけど、コメディの部分が最初の２回に比べると若干トーンダウンしている感は否めない。

それから、できればスルーしたいんだけど一応触れておこう。というか一応反省しておこう。
今まで散々「矢口の出番が少ない」とか「矢口出せ」とか言っちゃって、日テレに本当に申し訳ない。
矢口を出さなかったんじゃなくて、出せなかったんだね。あの演技はヲタの自分でさえも赤面だった。メインの回も終了したので、矢口はこれからも今まで通りパラパラ踊ったり、喧嘩をふっかけたり、着ぐるみを被ったりしていればいいと思う。いるだけでかわいいし。何だこの感想。
とりあえず最後にこれだけやっておこう。

今週のベストシーンは「藤木直人に担がれてジタバタしてる矢口」に決定！